2025年8月10日 雨の苗場

 今日は恵みの雨です。ここ数年は日照りが多く苗場の新芽が育たないことが多いです。本当にありがたい貴重な雨です。

20250810 苗場のハマボウフウとコウボウムギ混植

苗場のビロードテンツキが大きく育ってきました。

20250810 苗場のビロードテンツキ

苗場のハマゴウは大繁殖し、種ができ始めました。
20250810 苗場のハマゴウ

2025年7月27日 絶滅危惧種観察会

 急遽市内の生徒さんご家族より連絡をいただき、夏の課題で、絶滅危惧種を研究されているとのこと。早速ご家族を案内いたしました。絶滅危惧種はいくつかありますが、とても希少なビロードテンツキを後半なんとか発見されました。

20250727 辻堂海岸S18にて

2025年7月13日 ハマボウフウ種拾い

 辻堂海浜公園内苗場の新しい看板です。これからもこの場でよろしくお願いします。ハマゴウが生垣のように茂って、紫色の花もたくさん咲きました。花の後は、スパイシーな芳香の種をつけます。

20250713 苗場にて

秋に撒いた種が筋状に芽を出し育っています。

20250713 苗場にて

今年の辻堂海岸も浜草でいっぱいです。このあたりにはハマゴウ、ハマボウフウ、コウボウムギ、コウボウシバ、ハマユウなどが育っています。ここ数年は、外来種のアメリカネナシカズラの駆除に苦労もしていますが、なんとかこの緑を守りたいと思います。

20250713 辻堂海岸S18にて

7月は積極的に育てているハマボウフウの種拾いのシーズンです。たくさんのハマボウフウが育っているS21~S23付近での採取を行いました。今回は少人数でしたが、会員以外の方にもお手伝いいただきました。

20250713 辻堂海岸S21にて

ハマボウフウの株からあふれ出る種です。

20250713 辻堂海岸にて、ハマボウフウの種

ハマボウフウは、周りにコウボウムギなどの他の海浜植物があると、より青々としているようです。

20250713 辻堂海岸にて、浜防風とコウボウムギ、ハマヒルガオ

今年も神奈川県絶滅危惧1Bのビロードテンツキが順調に育っています。

20250713 辻堂海岸にて、ビロードテンツキ

昨年撒いた種からたくさんの小株も増えました。

20250713 辻堂海岸にて、ビロードテンツキ小株

最後に、ハマボウも満開です!

20250713 辻堂海浜公園内のハマボウ




2025年6月11日 お客さんがいっぱい

 今日はたくさんお客さんが来られ、たくさんお話ができました。

20250608 苗場

辻堂海岸ではハマボウフウの花が終わり、種が実り始めています。

20250608 辻堂海岸

こんなところにハマエンドウが。
20250608 辻堂海岸S18

ゴミ拾いをしながら辻堂海岸の植生観察。
20250608 辻堂海岸S18

数年前に、ケカモノハシ群落のそばに撒いた種から立派なハマボウフウが育ちました。昨年も種をこぼしたのか、そこからさらに小さな芽がたくさん出ています。
20250608 辻堂海岸S19

2025年5月11日 辻堂海岸の春到来

 辻堂海岸に春がきました!

いつのころからか種がここまで飛んできたのか、辻堂市民センター前に群生するハマヒルガオ。最近は毎年春の定番になりました。

250511 辻堂市民センター前のハマヒルガオ

250511 辻堂街路樹マルバシャリンバイの花

250511 苗場のハマボウフウの芽たち

辻堂海岸の閉鎖いただいた元通路部分には、人が入らなくなりこの半年足らずの間に一気に植物が戻ってきました。もともとは通路ではなく海浜植物の保護区域であった場所です。
辻堂海岸の通路閉鎖部分

250511 コウボウシバ(手前)とコウボウムギ(奥)

250511 辻堂海岸S18保護育成区域のハマボウフウの花とハマヒルガオ

250511 ハマボウフウの花とハチ(はちみつがとれるとしたらどんな味なんでしょう)

250511 茅ケ崎側海岸のツルナ(旺盛です!)


250511 コウボウシバ群落

当会と県との話し合いにより茅ケ崎側から始まった竹柵の移動工事。とても大きな成果があり、海浜植物を守りながら、サイクリングロードへの堆砂を激減させることができました。
海側の竹柵に溜まった砂はそろそろ移動させる必要があり、依頼しました。
250511 茅ヶ崎側保護エリア

2025年3月20日 春の種蒔き会開催!

 春の種蒔き会を開催しました。

学生さんやチームFUJISAWA2020のボランティアの方にも手伝っていただき、広範囲でハマボウフウの種を撒くことができました。

皆様大変ありがとうございました!

種の水浸し、初期の水撒きはしてありますが、これからも恵みの雨を待つばかりです。

今後数年かけて緑いっぱいになることを願います。





2025年3月9日 春の訪れ

 苗場や辻堂海岸に春がきました。今年も続々と海浜植物の芽が出始めています。ハマボウフウの種からの芽はまだです。

辻堂海岸茅ヶ崎寄りでは、新しく海側に移設された2列目の竹柵に溜まった砂を取り除く作業をしています。これにより、保護されたエリアの海浜植物に多くの砂が被ることを防ぎ、さらにはサイクリングロードへの飛砂を食い止める第一堆砂垣の役割を果たし続けることができます。

250309 苗場にて 2年以上の株根からの発芽

250309 辻堂海岸にて コウボウムギの生育

250309 辻堂海岸S22 溜まった砂を取り除く作業中


2025年2月9日 かつての風景を偲ばせる

ふと辻堂海岸の足元を見ると、ケカモノハシ群落やコウボウムギ群落の風下に波のような風紋が。これは、かつて辻堂海岸一帯が現在の鳥取砂丘に匹敵する広大な砂丘地帯であった頃にも見られた独特の風景です。

250209 辻堂海岸S20にてケカモノハシ群落の風紋

250209 辻堂海岸茅ヶ崎側 コウボウムギ群落の風紋

「ふるさとの想い出 写真集藤沢」 より

 


閲覧数の多い投稿