2025年10月12日 秋の気配

 地元大学生と、苗場で育ち具合を観察しています。

冬支度と乾燥防止のため、草マルチングの準備を進めています。

20251012 苗場にて

今年の夏は暑かったせいか、海岸のほとんどのハマボウフウは一旦枯れ、秋になり新たな芽が出て青々と育っていました。周りの種は、今年の夏に一旦落ちたものです。

20251012 辻堂海岸S22にて

キアゲハの幼虫が食欲旺盛に、ハマボウフウの葉っぱを食べています。苗場ではこの幼虫の駆除が大変です。
20251012 辻堂海岸にて

大きくなったキアゲハの幼虫です。きれいな緑色に育ってきましたが、海岸のは自然のままにそっとしてあげます。実はキアゲハの幼虫はせり科の植物が大好物で、ハマボウフウもせり科であるため、同じようによく食べます。
20251012 辻堂海岸にて

ビロードテンツキは穂がもたれて種ができる頃です。
20251012 辻堂海岸S23にて

辻堂海岸S16(辻堂海浜公園前)の竹柵の間の5mの中には、安定帯ができたせいか、浜草が戻りつつあります。ただし、この幅では、秋から春に向けての強風であっという間に、砂で埋まってしまいます。
20251012 辻堂海岸S16にて

辻堂海岸S16(辻堂海浜公園前)は、サイクリングロードから5m海側に引いた位置に竹柵を設置いただけたことで、昨年までのようなサイクリングロードがあっという間に砂で埋まり通行不可になるようなことはなくなりました。
20251012 辻堂海岸S16にて

2025年9月7日 秋晴れ

 秋晴れです!

辻堂海岸S18の緑がいっぱいになり、ビロードテンツキはより広がりを見せたくさん実り、カメムシが旺盛にハマゴウの葉を食べています。

250907 辻堂海岸S-18にて

壊れた竹柵の安全対策をしています。
250907 辻堂海岸S-18にて

枯れたハマボウフウの根元から新たな芽が出てきました。
250907 辻堂海岸S-20にて

来年用の種はすでに収穫しているため、この時期にできた種は、近くのハマボウフウが少ない砂地に埋めてあげます。そうすると、また来年再来年この地で増えていきます。
20250907 辻堂海岸S-20にて

ビロードテンツキがあちこちに増え、たくさん実っています。
20250907 ビロードテンツキとともに

20250907 空へ向かって伸びるビロードテンツキ

ミナミアオカメムシの幼生はハマゴウの葉が好物のようです。
人間にとってもよい香りの葉っぱです!
20250907 苗場にて

2025年8月10日 雨の苗場

 今日は恵みの雨です。ここ数年は日照りが多く苗場の新芽が育たないことが多いです。本当にありがたい貴重な雨です。

20250810 苗場のハマボウフウとコウボウムギ混植

苗場のビロードテンツキが大きく育ってきました。

20250810 苗場のビロードテンツキ

苗場のハマゴウは大繁殖し、種ができ始めました。
20250810 苗場のハマゴウ

2025年7月27日 絶滅危惧種観察会

 急遽市内の生徒さんご家族より連絡をいただき、夏の課題で、絶滅危惧種を研究されているとのこと。早速ご家族を案内いたしました。絶滅危惧種はいくつかありますが、とても希少なビロードテンツキを後半なんとか発見されました。

20250727 辻堂海岸S18にて

2025年7月13日 ハマボウフウ種拾い

 辻堂海浜公園内苗場の新しい看板です。これからもこの場でよろしくお願いします。ハマゴウが生垣のように茂って、紫色の花もたくさん咲きました。花の後は、スパイシーな芳香の種をつけます。

20250713 苗場にて

秋に撒いた種が筋状に芽を出し育っています。

20250713 苗場にて

今年の辻堂海岸も浜草でいっぱいです。このあたりにはハマゴウ、ハマボウフウ、コウボウムギ、コウボウシバ、ハマユウなどが育っています。ここ数年は、外来種のアメリカネナシカズラの駆除に苦労もしていますが、なんとかこの緑を守りたいと思います。

20250713 辻堂海岸S18にて

7月は積極的に育てているハマボウフウの種拾いのシーズンです。たくさんのハマボウフウが育っているS21~S23付近での採取を行いました。今回は少人数でしたが、会員以外の方にもお手伝いいただきました。

20250713 辻堂海岸S21にて

ハマボウフウの株からあふれ出る種です。

20250713 辻堂海岸にて、ハマボウフウの種

ハマボウフウは、周りにコウボウムギなどの他の海浜植物があると、より青々としているようです。

20250713 辻堂海岸にて、浜防風とコウボウムギ、ハマヒルガオ

今年も神奈川県絶滅危惧1Bのビロードテンツキが順調に育っています。

20250713 辻堂海岸にて、ビロードテンツキ

昨年撒いた種からたくさんの小株も増えました。

20250713 辻堂海岸にて、ビロードテンツキ小株

最後に、ハマボウも満開です!

20250713 辻堂海浜公園内のハマボウ




2025年6月11日 お客さんがいっぱい

 今日はたくさんお客さんが来られ、たくさんお話ができました。

20250608 苗場

辻堂海岸ではハマボウフウの花が終わり、種が実り始めています。

20250608 辻堂海岸

こんなところにハマエンドウが。
20250608 辻堂海岸S18

ゴミ拾いをしながら辻堂海岸の植生観察。
20250608 辻堂海岸S18

数年前に、ケカモノハシ群落のそばに撒いた種から立派なハマボウフウが育ちました。昨年も種をこぼしたのか、そこからさらに小さな芽がたくさん出ています。
20250608 辻堂海岸S19

2025年5月11日 辻堂海岸の春到来

 辻堂海岸に春がきました!

いつのころからか種がここまで飛んできたのか、辻堂市民センター前に群生するハマヒルガオ。最近は毎年春の定番になりました。

250511 辻堂市民センター前のハマヒルガオ

250511 辻堂街路樹マルバシャリンバイの花

250511 苗場のハマボウフウの芽たち

辻堂海岸の閉鎖いただいた元通路部分には、人が入らなくなりこの半年足らずの間に一気に植物が戻ってきました。もともとは通路ではなく海浜植物の保護区域であった場所です。
辻堂海岸の通路閉鎖部分

250511 コウボウシバ(手前)とコウボウムギ(奥)

250511 辻堂海岸S18保護育成区域のハマボウフウの花とハマヒルガオ

250511 ハマボウフウの花とハチ(はちみつがとれるとしたらどんな味なんでしょう)

250511 茅ケ崎側海岸のツルナ(旺盛です!)


250511 コウボウシバ群落

当会と県との話し合いにより茅ケ崎側から始まった竹柵の移動工事。とても大きな成果があり、海浜植物を守りながら、サイクリングロードへの堆砂を激減させることができました。
海側の竹柵に溜まった砂はそろそろ移動させる必要があり、依頼しました。
250511 茅ヶ崎側保護エリア

2025年3月20日 春の種蒔き会開催!

 春の種蒔き会を開催しました。

学生さんやチームFUJISAWA2020のボランティアの方にも手伝っていただき、広範囲でハマボウフウの種を撒くことができました。

皆様大変ありがとうございました!

種の水浸し、初期の水撒きはしてありますが、これからも恵みの雨を待つばかりです。

今後数年かけて緑いっぱいになることを願います。





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