湘南海岸の海浜植物たち

ここでは、辻堂海岸付近で見られる海浜植物を紹介します。(50音順)
立ち寄られる際は、ぜひ足元を観察してみてください。
動画はこちら

オニシバ
・イネ科シバ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 日本全土
・神奈川県絶滅危惧種Ⅱ類
 (辻堂西海岸中心に1000株未満)
・葉はシバよりも一回り大きい





ケカモノハシ
・イネ科カモノハシ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 北海道から九州
・全体に毛があることで、同じ属のカモノハシより潮風や乾燥に強い







コウボウシバ
・カヤツリグサ科スゲ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 日本全国
・コウボウムギよりも種が小さい、
雌花の上に雄花が付く






コウボウムギ
・カヤツリグサ科スゲ属
・多年草
・海岸の砂地、砂浜の最前列
・在来種 日本全国
・コウボウシバよりも葉が黄緑、
雌雄異株、葉鞘の繊維を筆に使ったことから弘法麦と名付けられた





ツルナ
・ハマミズナ科ツルナ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 日本全国
・葉は厚みがあり癖がなく、食用とされる







ハマエンドウ
・マメ科レンリソウ属
・多年草
・海岸の砂地、岩場
・在来種 日本全国
・紫色のいれいな花を咲かせる
浜に育つ、エンドウに似ていることからハマエンドウ





ハマゴウ
・シソ科ハマゴウ属
・常緑小低木
・海岸の砂地
・在来種 東北地方以南
・芳香のある青紫色の花をつける







ハマダイコン
・アブラナ科ダイコン属
・2年草
・海岸の砂地、岩場
・在来種 日本全国
・大根の野生種、根は細くて硬いため食用には向かない






ハマニガナ
・キク科ニガナ属
・多年草
・海岸の砂地、波打ち際に近い砂浜
・在来種 日本全国
・神奈川県絶滅危惧種Ⅱ類
 (生息地:湘南海岸)

・地下茎の先端地上に直径3cmほどの黄色いかわいらしい花を咲かせる




ハマヒルガオ
・ヒルガオ科ヒルガオ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 日本全国
・ヒルガオに似ているが赤みがある








ハマボウ
・アオイ科フヨウ属
・落葉低木
・内海、湾内
・在来種 西日本以南
神奈川県絶滅危惧種ⅠA
・自然には、河口や湾内の汽水域に生える、防潮樹として知られる





ハマボウフウ
・セリ科ハマボウフウ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 日本全国
・根はゴボウのように深く伸びる。
葉は食用として昔から利用される






ビロードテンツキ
・カヤツリグサ科テンツキ属
・多年草
・海岸の砂地
・在来種 本州(茨城県・新潟県)以南
・神奈川県絶滅危惧種ⅠB
・全体がビロード状の毛で覆われる
葉は茎よりも短く根元に集まる

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